「檜佐木クン、今日現世ではクリスマス言うねんて」
「へぇ」
「……」
「あーヤベ、煙草もう無くなる、買い行くのめんどくせー、さみーし」
「…なんかないの」
「は?何がですか。煙草?」
「なんか!クリスマスらしいこととか!」
「鶏でも焼いてあげましょうか」
「うん食べるー、てそうやない!ボクが望んでるのはそんなんやない!」
「あなたの考えることなんて分かりません分かりたくもないですけど」
「…檜佐木クン。現世で言うクリスマスて言うのはな、恋人たちが愛を」
「大体死神だって一応神って付いてんだから違うとこの神の誕生日を祝うのはどうかと思うんですよね。まぁ現世は祝う気無い人の方が多いですけどね」
「知ってるやん!どんなもんとか知ってるやん!」
「…うっぜ…何でそんなテンション高いんですかあなたは…」
「檜佐木クンも昨日九番隊でクリスマスのパーティーしたんやろ!そんで酒飲み過ぎて酔っ払って隊士に介抱されてんやろ!知ってんねんで!」
「…。…それが何か?」
「キミも乗っかってるやんイベントに!なんでボクとは乗っからへんの!なんでボクに乗っからへんの!」
「何か違うしそれ」
「普段はそっけないて言うか冷たいて言うか寧ろボクのこと嫌い?な勢いの檜佐木クンも今日はデレるかも積極的かもあわよくばミニスカサンタ着てくれるかもとかわくわくして考えたボクの気持ちはどうなんねん!」
「残念でしたー」
「さらっと終わらすな!檜佐木クンのあほ!」
「あなたにとっての賢さがデレデレ積極的女装のどれかを要求するのならば俺は馬鹿で結構です」
「もー!……もう怒った。どれか見るまでは今日絶対キミんこと寝させへんからな」
「は?」
「許して下さい言うても許さへん。デレるか積極的んなるかミニスカサンタ着るまではずーっと寝かせへん。…腰立たへんようになるまでやる」
「…ちょ、…あの、ケーキ作ってありますよ?要らないんですか?」
「それもプレイの道具に使ったげるわ。全部美味しく頂きましたー、て言えるようにちゃんと食べるけど。キミの何処に付けても食べたげるから安心し」
「え、俺明日早番なんですけど、あの、俺も悪ふざけしすぎたと思います、許して下さいマジで」
「マジでとか言うてるうちは絶対許さへん。ボクの期待を裏切った罪は重いで?」
「ちょっ、止めっ、ほんとごめんなさい反省してます」
「そう思うならみっつのうちどれか選んで、自分から、することやな」
「んなこと言われてもデレるとかどうすればいいのか分かんねーし、って言うかせめてちょっと待って下さい、服脱がすの止めて、ほら、落ち着いて下さいよ」
「ご機嫌伺いしてもあかん。市丸隊長だいすきー、腰立たなくなるまでして下さいーとか自分から言うたら考えへんこともないけどな」
「……市丸隊長、だいすきー…」
「そらどうも?」
「…こ、腰、」
「うん?なにかなー?」
「腰立たなくなるまで、…して下さい、…」
「うん、そないおねだりされたらしゃあないなあ。今日寝かせへんから覚悟してな?」
「…さっ、詐欺だ!」
「キミ、最近ボクんこと舐めてかかってるからなぁ、この辺でちゃあんとどっちが上か分からせとかんと、な?」
「…あの、いや、本当すいません、ごめんなさい、せめて2時間は寝かせて下さい、実際腰立たなくなったら仕事出来ないし東仙隊長にも迷惑が」
「イ、ヤ、や。もうらめぇーって自分から言いたなるまでしたげるから」
「この時点でもうそんな感じなんすけど!つかどこで覚えたんですかそんな言葉!」
「話逸らそとしても無駄やで?ボクもうやる気スイッチ入ってしまってるし。色んな意味で」
「あなたのやる気は性欲にしか向かないんですか!それを仕事に向けて下さい!」
「…こんな時までボクの仕事の心配するやなんて、キミはほんまに真面目やねぇ。…ま、今日はそんな真面目な檜佐木クンも乱れまくる言うことで、ボクも頑張るわ」
「頑張らなくていいです!頑張らなくていいですから!て言うかもうクリスマスとか何も関係ないじゃないですか!」
「ん?せやったらミニスカサンタ着る?」
「着ねえー!!…あっ、ちょっ、…ッ!」
「クリスマスに感謝やなぁ。これやからイベント事は楽しいねん」
らめえええええええええ







なにこれ。
はい、悪ふざけが過ぎたのは私です。すみませんでした。
反省はしている。しかし後悔は(ry
最後の「らめえええ」を入れるか入れないかで物凄く悩みましたが結果的に括弧に入れないと言う手段を取ってみました。どうでもいいことで割と悩みました。今日も明日も暇ですから全く構いませんが(笑顔

ページを移動するにあたって絵のリンクは抹消しました。
皆様の脳内でお好きなミニスカサンタをお楽しみください。

2010/12/24(移動:2011/01/20)